モーニング娘。+
美勇伝をオリジナルキャストとしたミュージカル「リボンの騎士 ザ・ミュージカル」のDVD。3枚組で、トータル再生時間は、なんと9時間を超える。オリジナルキャストに加え、フランツ王子役として、オリジナルの
石川梨華・
松浦亜弥・
安倍なつみのトリプルキャストとし、公演期間中怪我に見舞われていた
辻希美も、ピエール役でキャスティングされている。完全に宝塚歌劇団の路線を行くもので、脚本・演出にも宝塚歌劇団の木村信司を迎え、振り付けもバレエを基調とし、発声も本格的なミュージカル仕様という、今までの
ハロー!プロジェクトの歌謡ショー的なミュージカルとは一線を画している。その様な、決してメロディアスな曲でもなく、低い音階で台詞を歌うといったポップスには無い、ごまかしの利かない環境下で、メンバーのほとんどが対応しきれず、声は震え、フラットしっぱなしという、絶対音感や相対音感を持っている人が聴き続けると、気持ち悪くなりっぱなしといった状況で、超えきれないハードルの高さを感じる。そんな中でも、主役サファイア役の
高橋愛や、魔女へケート役の
藤本美貴は、この舞台の演技や表現、発声にもしっかり対応できているが、とりわけ
松浦亜弥の対応力には本当に驚く。本当に歌がうまい!演技や表現力に関しても並々ならぬレベルだし、特に、同じ役を3人が演じるトリプルキャストという状況下では、実力の差がハッキリ出てしまい、他のメンバーとの格の差に、正直改めて感心してしまった。下手したらクラシックやオペラでもいけるんじゃないだろうか。。と、たまには大人のインプレッションも書いてみよう。で、
松浦亜弥が演じるフランツ王子だが、勿論男役なので、
松浦亜弥の男装という事になる。
Good bye 夏男のPVで、夏男の役をやっていたが、それとは全く違う、完全な宝塚風味なので、まさしく「男装の麗人」といった感じで、とってもナイスである。台詞の言い回しから、身体全体を使った動きの中でも指先まで神経の行き届いた妥協のない動き、そして、先に述べた、驚くほどうまい歌に関しても、舞台特有の発声で、いつもと違った歌声を聴くことができ、
松浦亜弥の魅力が十分に引き出されている。トリプルキャストとなってしまった為に、レベルの差が分かりやすく出てしまう事になってしまった
安倍なつみと
石川梨華をはじめ、レベルの差がハッキリ出てしまった他のメンバーには可哀想だが、
松浦亜弥がすごすぎるんだから仕方ない。。実際、
松浦亜弥と比べなければ、みんな十分イケてるんだからね。。と慰めの一言も付け加えておこう。